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- 2018.04.24 [研修会・勉強会]
- 脳が痺れた1日
先月行なった症例検討会の様子です。
皆さんこんにちは、代表の清塚です。我々セラピストは「症例検討会」というものをよく行います。これは担当している方のリハビリテーションの経過を話し合うものです。リハビリテーションの方向性やセラピストが行うトレーニングの妥当性を検証します。慣れないうちは緊張もしますし、自分の未熟さに愕然とすることもあります。
(例)昨年7月、初めての発表後の当施設のルーキー金沢。未熟さに愕然とし、様々な感情がミルフィーユのように重なった時の表情。
兼ねてからこの症例検討会をKiyoリハビリPROS流にアレンジして行なってみたいと考えていました。先月、関西学研医療福祉学院の先生方のご協力により、Kiyo流のアレンジを効かせた症例検討会が実現いたしました!その様子をご覧ください。
今回は関西学研医療福祉学院にて同校の卒業生の方々を対象に症例検討会を開催しました。Kiyo流のエッセンスとしては「傍観者ゼロ、超参加型」を重視しました。ディスカッションの濃度を通常の何倍にも高め、核心に迫っていくことがキモです。
症例発表のあとグループに分かれディスカッションの開始です。通常こういったディスカッションは中々発言が出てこきません。今回は教員の先生方が各グループに入って様々な意見を尊重しながら進行していただけたことで、参加者の方々から発言がどんどん出てきました。盛り上がりすぎて強制的に切り上げてもらったくらいです。
ディスカッションのあとは学科長の浅川先生より実技指導をしていただき、参加者の方々も「こんな方法もあるのか」と大変勉強になったとのことです。
議論に議論を重ね脳をフル回転させた3時間でした。発表者と参加者の方々に感想を伺うと、「ディスカッション中心の症例検討会は初めてだったけど、様々な意見を浴びて自分も発言することで本当に勉強になった」「こんなアットホームな症例検討会ならまた参加したい」「自分の知恵と知識を総動員して過ごす時間が刺激的」といった感想をいただきました。
ご協力いただいた関西学研医療福祉学院の先生方に深く感謝いたします。
終了後に参加者の皆さんとラーメンを食べにいきました。スープをすすった時どこからともなく「このスープ、の・・脳に染みる!」という声が聞こえてきました。フル回転させ痺れ切った脳に染みる一杯でした。